農業国は一体どのくらいあるの?

世界には農業生産高が多い国が数多くあります。国によって、小麦や大麦、肉類など農産物の種類は多様ですが、農業生産量が多く、農業輸出高が多い「農業国」は、どのような国があるのでしょうか、世界の農業国についてまとめました。

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世界の主要な農業国一覧

アメリカ

アメリカの農業は1950年以降大きく変化しました。その中でも、農業効率の向上は、めざましいものです。科学技術の進歩によって、アメリカの農業は世界有数の高い生産性を誇るようになりました。

農業の機械化が広まったこと、農薬や化学肥料が広範に使われるようになったこと、土壌管理が重視されるようになったこと、そして工業的農業とよばれる経営形態がとられるようになったことなどが、この記録的な農産物増産を可能にするとともに、農業従事者が徐々に減少してゆく原因ともなりました

アメリカの農業は大規模生産が特徴です。主要な農産物としてトウモロコシ、大豆、小麦などがあり、農業生産高は世界トップクラスです。

フランス

フランスはアメリカに次ぐ世界第2位の農作物加工製品輸出国で、EUの農業生産額21.3%を占めるEU第1位の農業国である。農業生産力が高く、その理由として土壌と気候が挙げられる。

フランスは、農業生産額がEUの中で1位となっています。主要農産物は小麦、大麦、牛乳、肉類です。

オーストラリア

オーストラリアの輸出の牽引役が農業・鉱業セクターである。農業に関して言えば、小麦の生産量は2,165万トン(2009年、世界9位)、大麦の生産量は810万トン(2009年、世界6位)、燕麦の生産量は124万トン(2009年、世界5位)、羊毛の生産量は37.1万トン(2009年、世界1位)が代表的である。

オーストラリアの農業は、小麦、大麦などの穀類生産のほか、羊毛の生産量が多いことが特徴です。

オランダ

国土面積は九州とほぼ同じ大きさで、そのうち45%に当たる184万haが農用地。ライン川下流の低湿地帯に位置し、国土の4分の1が海面より低い干拓地で、最高地点も322mとほぼ平坦な地形。

農産物の一大輸出国であり、農産物輸出額は866億USドルで、米国に次ぐ世界第2位(2012年)。加工貿易・中継貿易が盛んであり、原材料や飼料としての農産物輸入も多く、農産物輸入額は568億USドル(世界第6位、2012年)。

面積が九州ほどの大きさであるにかかわらず、農産物輸出額は、アメリカに次ぐ規模となっています。主要な農産物は、チューリップに代表される花き類、ばれいしょなどがあります。

ドイツ

ドイツは農業国です:国の80%以上が、農地、あるいは森林です。ドイツは農作物と食品業界の主な輸出国でもあり、500億ユーロ以上の輸出があります。最も重要な日用品には、肉と肉製品が含まれています。

ドイツといえば工業国のイメージがありますが、農業生産高も多く、世界有数の農産物輸出国となっています。主要な農産物は、小麦などの穀類のほか、肉類があります。

カナダ

カナダの農地面積は日本の農地面積(456万ヘクタール)の14.8倍の面積を誇っている。広大な農地面積と肥沃な土壌といった自然環境は農業生産の面で比較優位を持つため、カナダは世界有数の農業生産国となっている。

カナダは、国土が広大であることから農地面積も広く、世界有数の農業生産国です。主要な農産物は、小麦などの穀類のほか、食用油の原料となるキャノーラがあります。

ブラジル

2011年度のブラジルの主要農畜産物のうち、輸出が世界1 位の産品をざっと拾い出しただけで砂糖、大豆まめ、大豆粕、コーヒー牛肉、ブロイラー、オレンジジュース、たばこの葉、を列挙することが出来る。生産においても砂糖、コーヒー、オレンジジュース、砂糖キビは1 位、大豆まめ、大豆粕、牛肉、ブロイラー、たばこの葉は2 位、トウモロコシは3 位である。

ブラジルは、コーヒー豆、サトウキビ栽培など農業が盛んですが、かつては不毛の大地である熱帯サバンナ「セラード」を有していたことから、農業生産量は現在ほど多くありませんでした。しかし、セラード開発により、新たな農地が誕生し、農業生産量は増大しました。

タイ

タイは世界に年間 180 億ドルの農産物を輸出している世界で第14位の農産物輸出国。主な輸出品目は米、天然ゴム、キャッサバ、エビ、チキンなど。中でも日本は最大の輸出先で全農産物輸出高の約10%前後が日本向け輸出である。主な品目はチキンやエビの加工品、天然ゴムなどとなっている。

タイは、アジアで有数の農産物輸出国となっています。主な輸出品目は米、天然ゴム、エビなどで、タイの農産物は日本へも多く輸出されています。

アメリカなど国土の広い国のほか、EU内にも農業国は多い

農業生産高が多い国は、国土の広いアメリカやカナダ、ブラジルなどがありますが、フランスやドイツなどEU諸国にも農業生産高の多い国があります。また、九州ほどの大きさの国であるオランダも農業生産高が多く、オランダは農業生産を高めるための創意工夫によって、農業生産高が拡大したといえます。

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