世界のお金の単位は?

日本ではお金の単位として「円」が用いられていますが、世界では、国や地域ごとにお金の単位が決められています。有名なお金の単位としては「ドル」や「ユーロ」がありますが、それ以外にはどのようなお金の単位があるでしょうか?世界の主要なお金の単位についてまとめました。

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世界の主要なお金の単位一覧

円(日本)

日本円は、米ドル、ユーロに次ぐ取引量があり、世界の3大通貨の一角とされています。通貨コードは「JPY」。最近のFX相場では、金融不安などで市場の先行きが不透明になると、円が買われる傾向があります。

日本の通貨、円は世界の中でも重要な位置づけとなっています。経済危機などが発生した際には、安全な通貨であるとして円が買われる傾向にあります。

米ドル(アメリカ)

米ドルはGDP(国内総生産)が世界一であり、内需と外需の両方で経済が発展し続けているアメリカ合衆国の通貨です。その信用力から米国以外の国々でも広く使われています。

米ドルは世界の基軸通貨として機能しています。信用力が高いこともあり、米国以外の国でも使用されています。

ユーロ(EU諸国)

ユーロ(Euro)は欧州統一通貨とも言われ、2013年1月1日現在で23の国・地域で採用されています。欧州連合(EU)に参加している27カ国のうちでは17カ国が採用し、イギリスや北欧を除く欧州の主要国で流通しています。

EU諸国で流通している通貨が「ユーロ」です。EUの大半の地域で使用されており、米ドル、円と並ぶ世界の重要な通貨として位置づけられています。

ポンド(イギリス)

イギリスは、世界の先駆けとなる産業革命を成功させ、世界各国に植民地等を作り、また、開発拠点を多く設けてきたので流通量も多く、イギリスポンドは、第2次世界大戦まで世界の基軸通貨でした。

このような経緯からも、イギリスはユーロを採用していないので、ユーロを通貨とするいわゆるユーロ通貨経済圏の経済情勢とある一定の距離をおいて、イギリスの中央銀行であるイングランド銀行がイギリスの国内経済情勢を基礎として、金利等の金融政策を講じています。

第二次世界大戦前、米ドルが基軸通貨となる前は、イギリスのポンドが世界の基軸通貨でした。なお、FXでは値動きの激しい通貨として有名です。

スイスフラン(スイス)

スイスは資源国では無いので資源の値動きに影響を受けにくく、国の金融管理の高い信頼性と永世中立国というのもあいまって、スイスフラン(CHF)は戦争などの有事の際に買われる傾向があり、安全資産の一つと見なされています。

スイスフランも日本円と同様、有事の際に買われやすい通貨です。安全資産の一つとなっていますが、2015年1月にはスイスフラン・ショックが発生し、大きな損害を受けた人もいます。

カナダドル(カナダ)

カナダドルの特徴は、資源国通貨ではありますが、アメリカの隣国で立地的特権や自国経済の働きも良く、特に金融の分野においても、英語圏であることから優れており、経済指標から見ても、貿易・財政・雇用ともに安定していて他の資源通貨よりも安定感のある通貨といえます。

カナダは経済的に安定していることから、カナダドルは安定的な通貨と位置づけられています。資源国通貨であることから、資源価格の影響を受ける場合があります。

豪ドル(オーストラリア)

世界屈指の資源国であるオーストラリア。石炭や鉄鉱石、金、亜鉛、原油など様々な資源が豊富にある国です。そのため、原油が買われると豪ドルも買われる傾向にあります。(中略)資源国通貨は輸出先の経済の影響を受けやすいので、豪ドルは中国・日本経済の影響を受けやすい通貨といえます。

豪ドルは、資源国通貨としての特徴を持っています。資源価格と輸出国の経済の影響を受ける場合がありますが、経済的に安定しており、また、金利も比較的高めであることから人気の通貨となっています。

香港ドル(香港)

香港ドル(HKD)は香港金融監督局の監督の下、香港上海銀行、スタンダード・チャータード銀行、中国銀行の三行が発行している通貨です。そして最大の特徴は香港ドル(HKD)はアメリカドル(USD)の裏づけをもって発行されているおり、そのためアメリカドル(USD)とのペッグ制をとっているところです。

香港ドルは、米ドルとのペッグ制を採用しています。米ドルと連動する仕組みとなっており、香港ドルの動きは、アメリカの経済動向が参考になります。

人民元(中国)

人民元(中国元)は、中華人民共和国(中国)の通貨です。人民元(中国元)の相場は、「管理変動相場制」であるため、中国政府の規制で値動きの上下値幅が決められていますが、中国の経済発展による人民元(中国元)の取引ニーズの高まりを受けて、値動きの幅が拡大されるなど取引の自由度は徐々に進んでいます。

人民元は、中国政府によって値動きの幅が決定される「管理変動相場制」となっています。経済の発展により値動きの幅は広がってきましたが、2015年8月には、人民元の大幅な切り下げが行われました。

ウォン(韓国)

韓国自体は先進諸国となりますが、韓国ウォンは流通量が少ない特徴を持っています。流通量が少ないということは、為替レートが安定しにくい、つまり値動きが激しいことを意味します。

韓国の通貨ウォンはよく耳にする通貨ですが、流通量が少ないために値動きが激しくなる特徴を持っています。そのため、外貨預金やFXではウォンはほとんど取り扱いされていません。

ランド(南アフリカ)

南アフリカランドは、オーストラリアドルやカナダドルやブラジルレアル同様、資源国通貨なので資源の相場価値に左右されます。つまり、南アフリカは豊富な採掘量を誇る鉱物資源(金・ダイヤモンド・プラチナ)の価値に左右されるといえます。

またアフリカ大陸に位置することから、隣国の政治的不安要素も相場に影響を与えますし、通貨取引量が少ないことから、個人投資家の影響も強いと考えられます。

南アフリカのランドはFXで取引される通貨です。資源国であることから、資源の価格に左右される面を持っているほか、周辺国の政情によっても相場が変動します。

メキシコペソ(メキシコ)

ブラジルのレアルと並んで、中南米を代表する通貨のひとつ。地理的な条件からアメリカの政治情勢・経済動向に大きな影響を受けることがあります。また、産油国通貨としてエネルギー価格の動きにも連動しやすいといった特徴があります。

メキシコの通貨ペソは、資源国通貨としての性質を持っているほか、アメリカに隣接することからアメリカ経済の影響を受けやすい通貨といえます。

通貨の性質は多種多様

世界の主要な通貨は「ドル」「円」「ユーロ」ですが、それ以外にも主要な通貨としては、イギリスの「ポンド」やスイスの「スイスフラン」などがあります。そのほかにも、資源価格の影響を受けやすい「資源国通貨」や、利率の高い新興国通貨など、種類は多いです。世界のお金の単位について調べてみると面白いでしょう。

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