世界の経済評論家と実績一覧

世界経済の分析においては、世界の経済評論家の意見が参考となりますが、日本の経済を日本だけで分析するのではなく、海外からの視点による分析も参考となります。世界の経済を分析して評論する世界の経済評論家とその実績についてまとめました。

I0000375

世界の経済評論家とその実績に関するまとめ

ポール・クルーグマン

第2次安倍内閣での大胆な金融政策・量的緩和によってこの提言がマクロ経済政策に反映される形となった。しかしながら長期にわたるデフレのために依然として実質金利が高止まりしており、日本経済がデフレを脱し健全な経済成長をするまでは消費税の増税をするべきではないとの認識をクルーグマンは示している。

アメリカの経済学者です。2007年の世界金融危機について論じたほか、世界経済のみならず、日本経済に対しても数々の提言をしています。アベノミクスについては評価していますが、消費税増税については、経済成長が見込めるまで実施すべきではないとしています。

トマ・ピケティ

「アベノミクスは格差を拡大する一方で、経済は低成長になるという最悪の事態に陥るリスクがある。」とし、賃上げの強化を主張。所得税の最高税率が高かった時代は格差が小さく経済成長率も高かったと分析し、高齢者を中心とした富裕層への課税を提言。

固定資産税への累進制の導入や相続財産への課税も主張する一方で、低所得者層への課税の引き下げや若者に有利な税制改革を求めた。

フランスの経済学者で、経済不平等の専門家としてみられています。先進国における経済不平等の動態について研究を行った結果、イギリスをはじめとするヨーロッパ各国においては、経済の不平等が拡大しているとの結果を発表しました。また、アベノミクスに関しては、「格差を拡大する」と述べ、賃上げを主張しています。

邱永漢

邱永漢は「お金儲けの神様」として世に知られておりました。生前、たくさんの事業を生み出し、たくさんの事業家を育て、そしてなによりお金持ちになるために必要な思想をこの世に残してきました。それだけでなく、仕事、知恵、行動、人が生きていくための思想、そしてお金と幸せの関係を解き明かしてきました。

台湾出身の経済評論家です。経済評論家以外にも、作家、実業家、経営コンサルタントとしても活躍しました。「金儲けの神様」と呼ばれ、日本がお金に関して語ることがタブーとされていた時代より、お金に関する著書を出版しました。

石平

習近平政権は今アジアインフラ投資銀行を創設したりしてアジアへの経済支配を強力に進めているが、気がついてみたら、その足元の経済と財政の土台が既に崩れ始めているのである。

中国出身の評論家です。日本と中国に関する評論を行いますが、政治・外交問題のみならず、経済問題についても評論を行います。

リチャード・クー

国家の経済では、誰かが貯蓄をしたら誰かが借金しないといけない。しかし、誰も借金をしない。中央銀行はマネーを供給するが、誰も借りない。結果、マイナス金利となり、経済に歪みが生じる。

FRBは利上げより先に、バランスシートを縮小(供給したマネーを再吸収)すべきだ。利上げを急ぐべきではない。インフレ懸念のないうちにバランスシートを縮小すべきだ。

出身は日本ですが、父は台湾生まれで、現在アメリカ国籍を取得しており、野村総合研究所のエコノミストとして活躍しています。財政政策は積極的に実施すべきとの考えを持ち、大きな政府を主張するエコノミストとみられています。

ジョセフ・スティグリッツ

大きな富がトップに集中し、中間階層から最下層はますます悪い状況に立たされた。“富者が富めば貧者にも富が浸透する”というトリクルダウン経済はうまく機能しなかった。これで市場経済は、それ単独では効率的でもなく、安定したものでもないということがわかった。

アメリカの経済学者で、コロンビア大学の教授です。経済の指標にはGDPが用いられますが、ジョセフ・スティグリッツ氏は、経済成長を示すGDPにのみとらわれず、幅広い指標を参照すべき、と論じています。

グローバルな視点で、幅広い視点を持つことが大切

物事の分析は、やはり外側からの視点が重要といえます。日本の経済を日本人のみで論じるよりも、海外からの視点で分析することによって、新たな解決策が見いだせるというものです。世界の経済評論家の意見を読むことで、幅広い視点を持つことが大切といえるでしょう。

PR
PR

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

PR
PR