経済評論家は信用できるのか? 意見の違いによる実績まとめ

経済の動きについてわかりやすく解説する、経済評論家。テレビのコメンテーターとして活躍している人も多いですね。

それぞれが経済に関する主張や、得意分野に関する未来予想などを行っています。彼らがどのような考え方に立脚して意見を述べているのかを知っておくと、経済評論家の実績が具体的にわかります。今回は経済評論家をリフレ派・反リフレ派に分けてまとめました。

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リフレ派・反リフレ派とは?

安倍内閣が掲げるアベノミクス政策では、リフレ政策を進めています。

リフレ政策とは、

不況下で生産活動が停滞しているときに、インフレ(景気過熱)を避けながら、金利の引き下げや財政支出の拡大によって景気を刺激し、景気回復をはかろうとすること。

リフレ政策に賛成する人をリフレ派、反対する人を反リフレ派と呼んでいます。

リフレ派-森永卓郎

日本の評論家(「経済アナリスト」を自称)、エコノミスト、タレント、獨協大学経済学部教授。専門は、マクロ経済・計量経済・労働経済・教育計画、オタク文化論など。愛称・通称は「モリタク」

政府が2013年1月に消費者物価上昇率を2%に引き上げる方針を明らかにした直後、森永卓郎氏はリフレ政策が功を奏していると述べました。

安倍総理の誕生が確実になってからたった2カ月で、対ドル為替は10円円安になり、日経平均株価は2000円以上値上がりした。アベノミクスが正しいことの何よりの証明だ。

リフレ派-三橋貴明

日本の作家、経済評論家、エコノミスト、中小企業診断士。株式会社経世論研究所(旧・三橋貴明事務所)代表取締役社長、国家ビジョン研究会経済財政金融分科会副会長

ただし本人はブログで、リフレ派ではないと述べています。

わたくしは「保守派」だとか「リフレ派」だとか名乗ったことはありませんし(名乗る気もありません)、そもそも自分が「○○派」だのと意識したことはありません

リフレ派ではないとする理由は、

消費者や企業はカネを貯めずに消費したり、設備や株式などに投資するので、実体景気は好転、株価も上昇を続けるというシナリオを日銀や安倍首相周辺の「リフレ派」は描いていた。
筆者もその筋書きそのものは支持してきたが、金融緩和による円安の景気押し上げには限度があると、みなしていた

リフレ政策そのものに反対はしないが、金融政策だけに頼っていてはデフレ脱却は困難とする立場をとっています。

反リフレ派-小幡績

日本の経済学者、投資家。専門は企業金融、行動ファイナンス、政治経済学。慶應義塾大学大学院経営管理研究科准教授。Ph.D.(ハーバード大学、2001年)

出典:小幡績 – Wikipedia

小幡氏は経済学者であり経済評論家ではありませんが、積極的に言論活動を行っているので、ご紹介します。

リフレの議論があまりに高まっているので、やむをえず「リフレはヤバい」(ディスカヴァー携書)という本を書いて、出版したが、それにしても、リフレ派の破壊力はここに来てさらに勢いを増している

としたうえで、金融政策でお金を増やしても

と断言しています。

反リフレ派-池田信夫

日本の経済学者、経済評論家、ブロガー。学術博士(政策・メディア、慶應義塾大学)。

日本放送協会(NHK)職員を経た後、現在SBI大学院大学客員教授、青山学院大学非常勤講師、株式会社アゴラ研究所代表取締役社長

池田氏は自身のブログで、リフレはヤバイと述べています。

リフレ派の議論の最大の欠陥は、どうやってインフレが起こるのかを説明できないことだ。金利はすでにゼロになっているので「期待」に期待するしかないが、期待は実現しなければバブルになって大惨事をもたらす。期待だけでインフレが起こったことなんて一度もない。リフレは笑い話としてはおもしろいが、ヤバいのは政権がまじめにそれを実行しようとしていることだ。

経済評論家を比較する

今回はリフレ派・反リフレ派で経済評論家の実績を分類してみました。これ以外でもTPP賛成派・反対派、消費税増税賛成派・反対派など、さまざまな切り口で経済評論家がどのような意見を述べているかを比べてみると、興味深いのではないでしょうか。

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