ブラジル経済を知るのにオススメなサイト一覧

2016年、ブラジルではオリンピックの開催が予定されていますが、経済の面においては、資源安による輸出の伸び悩みのほか、政治的な問題も加わり、経済は減速傾向にあります。現在のブラジルの経済について知るためのオススメとなるサイトをまとめました。

I0000355

ブラジルに関する経済のサイト一覧

外務省

外務大臣、外務副大臣、外務大臣政務官の外国訪問や会談などの外交活動について紹介しています。組織図、各局部の業務内容、幹部名簿、外交史料館、所在地・連絡先などの情報を入手できます。

外務省がブラジルに関する政治、経済の概要を掲載しています。ブラジルの経済データも掲載されており、経済状況を把握することができます。

世界経済のネタ帳

世界の経済・統計 情報サイト。世界200ヶ国の統計データをはじめ、グローバルな視点による多数のコンテンツを掲載。新しいニュースの見方を提案。

ブラジルに関する経済データが掲載されています。2014年時点で名目GDPは7位であり、世界の上位に位置しています。

ニッケイ新聞

サッカー、リオ五輪、デモなど社会情勢、経済、企業、政治、日系社会、日本移民の歴史など各種情報を、豊富な写真付の記事やコラムなどで詳しくお伝えします。ニッケイ新聞はサンパウロ市で週5回発行している日本語新聞。

ブラジル国内のニュースを日本語で読むことができます。社会情勢や経済のニュースのほか、日系社会に関するニュースも読むことができます。

Yahoo!ニュース

Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

Yahoo!ニュースがブラジルに関するニュースを掲載しています。ニュースの本数が多く、ブラジルの最新情報を入手できます。

「中国経済の失速」と「原油安」が経済に影響

「中国経済の失速」と「原油安」のダブルパンチ。その影響を受けているのが、世界の新興国とされる。とりわけ、懸念されるのがGDPで世界第7位のブラジルだ。“資源国”である同国は原油安の影響をモロに受けている。

ブラジルは、資源を中国に輸出してきましたが、中国経済が失速してきたことから輸出が伸び悩んでいます。資源の価格も値下がりしており、ダブルパンチといえます。

石油公社ペトロプラスの汚職疑惑

厳しい状況でさらにブラジル経済に影を落としているのが、ブラジル最大、かつラテンアメリカ最大の石油公社であるペトロブラスの汚職疑惑だ。去年後半から原油価格が下落しているため、もともとペトロブラスの経営はかなり苦しくなっていた。しかしそれに加えて、去年に政治家も含めたかなり大規模な贈収賄疑惑が浮上する。

汚職疑惑のために2014年の決算発表が数ヶ月も遅れ、4月下旬になってようやく発表された。そして発表された決算は、215億レアル(約8600億円)の赤字と惨憺たる内容だった。

ブラジル最大の石油公社の汚職疑惑によって、ブラジルに対する信頼が揺らいでいます。汚職疑惑の影響は日本企業にも及び、回収できなかった売掛金は損失計上する結果となります。

「政治力」の欠如

今回の中国ショック以前に、ブラジル経済は危機的状況にあったのです。新興国経済が持続的に成長していく原動力は世界の経済動向ではなく、最も大きな要因は「政治の力」と言われていたのですが、ブラジルは見事に裏切ってくれた訳です。

同国政府は肥大化する政府部門の縮小や、次々と起こる汚職等のスキャンダルを防ぐ手だてがなく野放しにしてきました。そのような国が今回のような突発的な金融危機に対応できるはずもなく、今後も同国の財政悪化は避けられないという見方が大半です。

ブラジル経済の減速要因として、政治力の欠如があります。政治が安定化すれば、経済も安定化しますが、政治的な問題を解決しなかったために、各国からの信用が低下しています。

レアル安に見舞われる

ブラジルレアル相場は、財政悪化、経常赤字、景気悪化などの懸念材料から、14年10月のルセフ大統領再選前から下落基調となり、国営石油会社を舞台とする汚職事件に伴う政治的混乱もあり、15年3月に1米ドル=3.30レアル台、1レアル=36円台まで下落、リーマン危機後の水準を割り込みました。

出典:野村證券 | マーケットアウトルック – ブラジルレアル –

ブラジルは景気の減速によって通貨安に見舞われています。景気減速のほかに政治の問題も加わり、ブラジルの通貨レアルは、リーマンショック後の水準を割り込みました。

景気の後退に突入

ブラジル地理統計院(IBGE)が28日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)は前期比1.9%減となり、景気後退(リセッション)に突入した。約30年ぶりの大幅な減速となる。ロイターのまとめたアナリスト予想の1.7%減を超える落ち込みとなった。前年同期比では2.6%減。

2015年第二四半期のブラジルの経済成長率は前期比1.9%減と
なりました。資源輸出に頼っていた経済は、節目を迎えているといえます。

格付けはBBプラスの投機的水準に

米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は11日までに、ブラジルの債務格付けを投資適格級の「BBBマイナス」から1段階下の「BBプラス」に引き下げた。

BBプラスは投機的水準とされ、今後の資金調達がさらに難しくなる可能性がある。S&Pは見通しについてもさらなる格下げの可能性がある「ネガティブ」とした。

2015年9月、ブラジルの債務格付けが引き下げられました。これまで経済成長を遂げてきましたが、ブラジル経済の先行きには懸念が生じています。

複数の要因が重なって、経済の立て直しは難しい状況に

資源国であるブラジルは、資源安によって輸出が伸び悩みましたが、中国の需要減少が追い打ちをかけ、さらに景気が減速することとなりました。そのうえ、石油公社の汚職事件も発生し、政治的にも信頼を失っている状況です。ブラジル政府は難しい舵取りを迫られています。

PR
PR

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

PR
PR