経済初心者のためのマーケティングの基礎用語一覧と解説

マーケティングの用語には、聞き慣れない用語がたくさん登場します。「どんな意味?」と思ってもなかなか聞けない経済初心者のために、マーケティングの基礎用語とその解説をまとめました。

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マーケティングの基礎用語一覧

AIDMA(アイドマ)

AIDMA(アイドマ)の法則とは、Attention(注意)、 Interest(関心)、 Desire(欲求)、 Memory(記憶)、 Action(行動)の頭文字を取ったもので、アメリカのローランド・ホールが提唱した「消費行動」の仮説である。商売の基本で消費者の心理的プロセス・モデルです。

消費者があるモノを知り、それから買うと言う行動に至るまでのプロセスでコミュニケーションの反応プロセスのひとつです。

消費者が商品の存在を知り、その商品を買おうとするまでの流れを表した言葉です。注意を引き関心を向け、欲求が高まって商品を記憶し、実際に購買行動に出る、という流れをアルファベットの頭文字で順序立てて表しています。

AISAS(アイサス)

AISAS理論には、購買に際して吟味したり考量したりするための「記憶」の機会が少なく、代わって「検索」と「情報共有」とが購入決定の要因として重要視されており、eコマースに特徴的なプロセスが反映されている。

「AISAS」の単語は、電通の登録商標です。これまで主流だった「AIDMA」理論が、現代の状況に合致した内容に代わっています。「AIDMA」の「Desire」(欲求)と「Memory」(記憶)に代わって、「Search」(検索)、「Share」(情報の共有)が含まれます。購入の決定にネット検索を用いて、レビューで情報共有を行うことが、「AISAS」に含まれます。

4P

4Pとは、マーケティング戦略の立案・実行プロセスの1つである、マーケティング・ミックスにおいてコントロールできる主な要素。製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion)の頭文字を取って4Pと呼ばれる。

商品やサービスの価値を損なわないように顧客に伝えるための4つの要素を4Pと呼びます。また、高付加価値の商品は高い価格で販売する、というように、4つの要素に整合性を持たせることで、商品の価値はより一層高まります。

BtoB

B to Bとは、企業間の商取引、あるいは、企業が企業向けに行う事業のこと。企業間の物品の売買やサービスの提供、企業と金融機関との取引などがこれに含まれる。

商取引は、「企業から一般消費者へ」という取引が多いですが、「企業から企業へ」という商取引もあります。企業間の取引や企業向けの事業を行うことを、BusinessのBをとって、「BtoB」と呼びます。また、企業が一般消費者に向けて行う事業は、ConsumerのCをとって「BtoC」と呼びます。

O2O

O2Oは「Online to Offline」の略で「On2Off」と表現されることもある。
ネット上(オンライン)から、ネット外の実地(オフライン)での行動へと促す施策のことや、オンラインでの情報接触行動をもってオフラインでの購買行動に影響を与えるような施策のことを指す。

ネットでアピールすることで、ネットではない実店舗へ顧客を誘導する方法です。簡単な例としては、店舗のサイトに商品を掲載することで顧客に来店してもらう方法がありますが、そのほかにも、オンラインクーポンを提供したり、店舗の在庫状況をサイトに表示したりして、顧客の来店を促す方法があります。

オムニチャネル

顧客がどのチャネル(ECや実店舗などの販売経路)で買ったのかという意識をさせなくし、新しい買物スタイルを生み出す取り組み全体を指す言葉です。

チャネルとは、経路、手段を表す言葉ですが、オムニチャネルにおいて、チャネルは「販売経路」を意味します。大手コンビニや大手スーパーを中心に、実店舗でもネットでもどの方法でも購入することが可能となっていますが、どの販売経路でも自然と買い物できる状態が「オムニチャネル」といえます。また、O2Oの拡大版ともいえます。

ユビキタス

ユビキタス(ubiquitous)は「同時にどこにでも存在する」ことを意味する英語の形容詞です。しかしながら日本語では「ユビキタスコンピューティング」の略として登場することが多く、その場合「いつでもどこでも、利用者が意識する事無く、コンピューターやネットワークなどを利用できる状態」をさすことになります。

意識せずにコンピューターやネットワークを使用している状態が「ユビキタス」です。わかりやすい例はカーナビで、一度行き先を設定してしまえば、あとは、カーナビが自動的に行き先を案内します。カーナビに道案内されているときは、コンピューターを使っている感覚はありません。

ビッグデータ

ビッグデータとは、従来のデータベース管理システムなどでは記録や保管、解析が難しいような巨大なデータ群。明確な定義があるわけではなく、企業向け情報システムメーカーのマーケティング用語として多用されている。

簡単に説明すると「巨大なデータ」といえますが、明確な定義づけはされていません。データという言葉からは「量」の多さが連想されますが、単に量だけではなく、様々な種類のデータや、時系列的に発生するデータも含まれ、管理や分析が難しいとされます。しかし、ビッグデータを解析することで、ビジネスに活用することが可能とされています。

バズ・マーケティング

バズ・マーケティングは、口コミを利用したマーケティング手法です。ソーシャルメディアが浸透した現在、バズ・マーケティングを使い、口コミを上手に操れている企業は大きな収益をあげています。

「バズ」とは、ハチや機械がブンブンと音を立てることを意味しますが、そのほかにも、人ががやがや言う、うわさが飛ぶ、という意味もあります。バズ・マーケティングは、口コミによるマーケティングを表す言葉で、ソーシャル・ネットワークが普及した現在では有効なマーケティング方法とされています。

ブルーオーシャン

「不戦市場」です。レッドオーシャンとは違って、ライバルがいない、または少ないマーケット・市場で、付加価値の高いプロダクトが存在し、また高利益であることも特徴です。

競合が少ないマーケットであることを海の色から例えて「ブルーオーシャン」と呼びます。反対に、競合が多いマーケットは血の海に例えて「レッドオーシャン」と呼びます。ブルーオーシャンは競合が少なく、高い利益もねらえますが、それゆえに、競合が参入するケースも多く、しだいにレッドオーシャンに変化する場合もあります。

意味を調べることで、マーケティング用語を理解

一見わかりづらいマーケティング用語も、その意味を調べると、意外と納得できるものです。マーケティング用語を理解することで、顧客に価値ある商品を提供する「マーケティング」をスムーズに行うことができるでしょう。

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