直接金融と間接金融のわかりやすい解説

直接金融と間接金融、その言葉から、意味はなんとなくわかりそうな気もしますが、正しい意味について理解している人は少ないのではないでしょうか。直接金融と間接金融についての内容を具体的にまとめました。

I0000316

直接金融と間接金融のまとめ

直接金融とは

お金を必要とする相手に直接お金を出資するのが直接金融です。主な直接金融の商品に株式、債券があります。直接金融の場合、お金を出す側を『投資家』と呼びます。投資家は、出資したい企業や国・地方自治体などの株式や債券を相手から直接購入します。そして、配当や利息を受け取ります。

株式や債券が「直接金融」の商品にあたりますが、お金が必要な相手に直接的に渡る仕組みとなっているため「直接金融」と呼ばれます。

間接金融とは

企業や政府が必要な資金を、銀行などの金融機関からの借り入れで調達することを間接金融という。日本では、個人金融資産に占める銀行などへの預貯金の割合が欧米諸国に比べて大きく間接金融の比率が高い。

直接金融は、出資したお金が直接出資先に渡るのに対し、間接金融は、仲介者を通して間接的に渡る仕組みです。この場合の仲介者として、銀行があげられます。

リスクについて

直接金融

直接金融は、借り手と貸し手の間に、金融仲介機関が介在しない取引です。借り手が債務を返さないというリスクは、貸し手(個人や企業)が負っています。

お金の貸し出しにはリスクが付きものですが、直接投資の場合は、貸し手が直接追うことになります。借り手が返さない場合、貸し手が直接損失を受けます。

間接金融

間接金融は、借り手と貸し手の間に、金融仲介機関が介在する取引です。借り手が債務を返さないというリスクは、貸し手(個人や企業)ではなく、銀行が負っています。

間接金融の場合は、貸し倒れリスクを銀行が背負います。預金者の預金は原則的に守られます。

メリットについて

直接金融

収益性が高い。銀行預金(間接金融)よりも平均的な利回りは高い。自分で投資先が選べる。好きな企業、成長してもらいたい企業を応援できる。

銀行預金の金利は低く抑えられているものの、株式などで直接投資する場合、配当金の利回りが銀行金利よりも高いほかに、株価の上昇で、資産価値が高まる場合があります。

間接金融

万が一、銀行がお金を貸した先が倒産するなどし、お金が返せなくなった場合は、銀行が損失を負うことになり、預金者の預金は(基本的には)安全に守られます。

預金が守られることが間接金融のメリットです。銀行が貸し倒れにあっても、預金者の預金が減ってしまう事態にはなりません。

デメリット

直接金融

直接金融の貸し手のデメリットは、先述の通り元本割れのリスクがあることです。直接金融は貸し手にとってはハイリスクハイリターンな仕組みであり、使い方を間違えると非常に危険です。リスク管理を怠るとあっという間に損失を出してしまいます。

株式投資においては、株価の下落で元本割れするリスクもあります。直接金融の場合は、リスクヘッジが必須です。

間接金融

間接金融は貸し手のリスクが少ない反面、リターンも少なくなりがちです。現代のような超低金利時代においては、利回りで儲けることはほとんど不可能であるといってもいいでしょう。

出典:直接金融と間接金融 | 資金調達プロ

間接金融は「お金が返ってこない」と心配する必要はほとんどありませんが、お金を預けた際の利回りが低く抑えられていることがデメリットです。

直接金融は、リスクヘッジを確実に

直接金融とは、出資先に直接出資することであり、間接金融とは、銀行などを通して、間接的な出資を行うことです。直接出資の場合は、リターンが大きくなる場合がありますが、貸し倒れリスクを背負うことになるので、出資先についてしっかりと見極め、リスクヘッジをしておく必要があるでしょう。

PR
PR

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

PR
PR