デリバティブ取引とは!デリバティブ取引一覧と解説まとめ

デリバティブ取引といえば、複雑で難しそう、高いレバレッジがかかって大きな損失を出しそう、というイメージがありますが、デリバティブ取引とはどのような取引方法なのでしょうか。デリバティブ取引の解説と取引方法の種類についてまとめました。

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デリバティブに関するまとめ

デリバティブとは

デリバティブ(derivatives)とは、日経平均先物やオプション、スワップなどの金融派生商品全般の総称です。株式市場では、一般的にデリバティブというと日経平均先物やオプションを指すことが多いです。

東京証券取引所の指標に日経平均株価がありますが、その日経平均株価を予想して投資を行う「日経平均先物」のように、これまでには存在しなかった新たな金融商品、という意味合いで名付けられています。

デリバティブの起源について

デリバティブ取引は、日本が発祥であるといわれています。さかのぼること約280年、江戸中期、八代将軍吉宗の時代に大岡越前が大阪堂島の米(コメ)取引所(米公所)に米の先物取引の許可を与えたのがデリバティブ取引のはじまりだと言われています。

カタカナの名称であることから、海外が起源と思われがちですが、デリバティブの起源は日本のコメ先物取引が発祥であるとされています。

デリバティブが考案された理由について

金融商品には株式、債券、預貯金・ローン、外国為替などがありますが、これら金融商品のリスクを低下させたり、リスクを覚悟して高い収益性を追及する手法として考案されたのがデリバティブです。

コメ先物取引は、将来のコメ価格をリスクヘッジするために発案されたものです。リスクヘッジする以外にも、高いリスクをとりつつ高い収益を狙うことも可能です。

レバレッジのある取引

デリバティブは予約ですから、取引に大きな元手を必要としません。決済も差金部分のやり取りです。小さな金額で、想定元本相当の取引を行うことができます。少ない資金で多額な資本を動かす取引の仕組みを、「てこの原理」からレバレッジ(てこ)があるといいます。レバレッジがデリバティブの特徴です。

レバレッジとは「てこの原理」を意味し、少ない元手で多額の資金を運用する方法です。少額の元手で多額の利益を得ることができる反面、多額の損失が発生する場合もあります。

デリバティブ取引一覧

先物取引

通常の商取引ではその場で代金を支払って、その場で商品を受け取ります。それに対して、先物取引はあらかじめ決められた日にちに決められた価格で商品を売買しましょうと約束する取引です。

コメなど農産物の価格は不安定であり、場合によっては安値で取引されてしまう場合もあります。それを回避するために、決められた日にちに決められた価格で売買し、リスクヘッジを行う売買が先物取引です。

スワップ取引

スワップとは、元来、等価値のものの「交換」という意味です。デリバティブのスワップ取引において交換するのは、将来にわたって発生する利息です。同じ通貨で異なるタイプの利息を交換するのが金利スワップです。また、異なる通貨の利息などを交換する通貨スワップやクーポンスワップもあります。

出典:4 スワップ取引 [1] : 知るぽると

スワップとは「交換」のことですが、将来の利息を交換する取引をスワップ取引と呼んでいます。いずれも異なる金利を交換しますが、同じ通貨の場合は金利スワップと呼び、異なる金利の場合は通貨スワップと呼びます。

オプション取引

オプションとは「権利」のことであり、オプション取引とは、将来の決められた期日(満期日)にあらかじめ決められた価格(権利行使価格)で対象となっている資産を買付ける、または売付ける「権利」を売買する取引です。

一言で言えば「権利を売買する取引」です。将来の決められた日に決められた値段で買う、または売ることができますが、不利な条件の場合は権利を放棄してキャンセルすることも可能です。資産を買う権利を「コールオプション」、資産を売る権利を「プットオプション」と呼びます。

デリバティブの起源は、江戸時代のコメ先物取引

デリバティブ取引とは、江戸時代に始まったコメ先物取引が起源となっており、コメを売って損失を出さないようにするために始められました。デリバティブ取引は、証拠金を預けることで多額の取引が可能となるレバレッジの利く取引方法です。大きな利益を生みやすい反面、大きな損失が発生しやすい側面を持ち合わせています。

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