国債投資未経験者が国債を知る上での基礎知識

投資の対象として、株式やFXについての情報は広く出回っていますが、国債となると、わかりづらいイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。国債投資がはじめての人も知っておきたい基礎知識をまとめました。

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国債に関する基礎知識まとめ

国債とは

国債(こくさい)とは「国庫債券」の略で、国(日本国)が発行する債券となります。債券というのは要するに借金のことで、国債を発行することで、国債の買い手(投資家)からお金を借りています。それに投資をする(国債を買う)のが国債投資となるわけです。

国が、投資家から資金を調達するために発行する債券が国債です。債券の特徴は、利率をあらかじめ定めておくことと、満期日をあらかじめ定めておくことです。そのため、投資家は資金運用計画を立てることができます。

国債はどこで買えるか

国債を購入(投資)する場合、どこで買うことができのでしょうか?国債は基本的に「銀行」「証券会社」「郵便局(ゆうちょ銀行)」などの窓口で購入できます。また、最近ではネット証券を中心にインターネット上での国債の買い付けも可能になっています。

証券会社、銀行、郵便局などで国債を買うことができます。どこで買っても価格は同じなので、キャッシュバックキャンペーンなど、有利な条件で買えるところが良いでしょう。

国債投資は大丈夫か

日本の借金の95%が国内の金融機関等への借金です。ギリシャのように外国への借金が含まれて、その返済が滞ると債務不履行になります。国内で国債を消化できている現状で日本国の債務不履行の心配をしても仕方ないです。

日本国債の特徴として、そのほとんどが国内で消化されている点があります。外国に借金を返す必要がない点で、日本国債は安全性が高いといえます。

利付国債

利付国債は、償還期限まで定期的に利子が支払われ、満期償還時に額面金額が戻ってくる国庫債券(国債)のことをいう。

利付国債を買うことで、利子が支払われ、満期になると額面は戻ってきます。利子が支払われて満期に額面が戻るのは個人向け国債も同じですが、購入金額は個人向け国債の方が安いこと、また、利付国債は元本が割れる可能性がありますが、個人向け国債は元本が保証されています。

個人向け国債

元本や利子の支払いは国が責任を持って行っています。また、経済環境等により実勢金利が上昇した場合でも、元本部分の価格は変動せず、0.05%(年率)の最低金利保証が設定されているなど安全性が高いため安心してご購入いただけます。

個人向けに買いやすくした国債が個人向け国債です。元本が保証されており、安心して買えるのが特徴ですが、利付国債よりは利率が低くなっています。

割引国債

割引国債は、発行時に額面金額から利息相当分が差し引かれた価格で発行され、満期時に額面金額で償還される国債をいいます。かつては、中期国債の一つとして、3年物と5年物の割引国債が発行されていましたが、3年債は2002年11月に、5年債は2000年9月に発行が打ち切られ、以後は発行されていません。

割引国債の特徴は、国債を買った額よりも、満期の時の額の方が多くなることです。ただし、満期時に利息相当分がもらえることから、保有中に利息の支払いはありません。なお、現在は購入できません。

基準金利

基準金利とは、簡単に言うと、金利計算時と同時期に発行される一般の国債の利回りのことです。個人向け国債は、金利の下限が保証されていたり、中途換金しても元本割れしない設計になっていたりなど、一般の国債よりも有利な面がある分、金利は一般の国債よりもいくらか低く設定されます。

基準金利とは、国債の金利を決定するためのものです。個人向け国債の変動10年は、基準金利x0.66、固定5年は、基準金利-0.05%、固定3年は、基準金利-0.03%です。いずれも年率0.05%の最低金利が保証されています。

長期金利

わが国では、期間10年の長期国債の利回りが、長期金利に反映されます。長期国債への需要が高まれば利回りは低下し、需要が低下すれば利回りは上昇しますが、それに連動して長期金利も変動するわけです

長期金利とは、取引が1年以上の資金を貸し借りする場合の金利のことです。短期金利が金融政策で決定されやすい反面、長期金利は、10年物の国債の利回りによって決定されやすい面を持っています。

中途換金

個人向け国債は、発行から1年経過すれば中途換金ができます。中途換金には手数料はかかりませんが、「直前2回分の税引き前の利子の金額×0.79685(税金)」を返さなければいけないというペナルティーのようなものが発生します。これを中途換金調整額といいます。

個人向け国債の場合は、発行してから1年を過ぎれば換金ができますが、2回分の利息が差し引かれます。よほどお金を必要としている場合でない限り、満期まで持っていた方が得となります。

額面割れ

額面割れとは、債券の流通価格(市場価格)が額面価格を下回っていること(アンダーパー)。この現象が起こるのは、当該利付債の発行時よりも現在の市場金利が上昇している場合、またはその債券に対する信用リスクが高まることで起こる場合が多い。

利付国債の場合、国債価格が値下がりすると額面割れとなります。個人向け国債は元本が保証されているので、原則的に額面割れとはなりませんが、早期に中途換金すると、利息が引かれて額面が割れる場合があります。

個人向け国債は、個人向けに買いやすくした国債

国債は、個人向けの国債が販売されていて、しかも原則的に元本割れしないメリットがあります。また、購入できる場所も多く、郵便局や銀行でも買うことができるほか、ネット証券でも買うことができます。国債についてさらに理解を深めてみるのも良いでしょう。

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