日本の国債を高評価する人の意見一覧

日本国債は安全な資産か?

国債を購入しようと思って、国債のことについていろいろと調べていくと、「安全」という意見と「危ない」という真逆の意見が並びます。日本国債は安全な資産といえるのでしょうか。日本の国債を高評価する意見をまとめました。

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国債の高評価な意見一覧

日本は企業に例えれば健全経営

日本も同様に、国家の信用を象徴する国債がいつ暴落してもおかしくないと指摘され続けてきました。それでも暴落はしていない。なぜでしょうか。

「企業に例えるならキャッシュフローが黒字で資本も厚いから」と、この幹部は語る。換言すれば、経常収支が黒字で、対外純資産も世界一だから安心という主張ですが、その最大の理由は「あなたが支えているからです」

私たちは日常の生活において、銀行に預金し、保険金を支払っていますが、銀行や保険会社は資産運用で国債を購入しています。国民が間接的に国債を買い支えていることになります。そのため、国債は円滑に運用されているので、暴落の心配が少ないわけです。

経常収支が黒字、個人資産が多額の日本

国内に資金需要が少ない中で国内銀行やゆうちょ銀行などが大量の国債を購入してきたからだ。海外勢の購入は一部にすぎず、国内勢で国債購入を賄えたからこそ金利上昇が起きなかったといえる。

経常収支の黒字が続き、外貨準備高も世界二位。そして、個人の金融資産も多額にのぼる日本だからこそ、これだけ大きな政府部門の赤字を支えることができてきたのである。

経常収支が黒字であること、個人の資産も多額であることから、日本国内で国債を買い支えることができている、というわけです。

日本人の貯蓄が国債投資を支えている

日本の国債額は世界でもトップになっていますが、他の国と違って90%は日本人が保有しています。それだけ、安定しているとも言えますが、勤勉に民間貯蓄を続けてきた結果とも言えます。

日本の国債発行額は、世界でトップであるものの、貯蓄額もまたトップクラスです。この貯蓄額を元に、銀行などが国債を購入して運用しています。

日本人にはお金をためる習慣が身についている

「第2次大戦後、勤勉な日本人はお金をためる習慣が身についています。ギリシャより財政状態は悪いのに、デフォルトに陥らないのは、国内に国の借金を上回る個人の金融資産があるからです」(真壁教授)

日本銀行の資金循環統計によると、15年3月末の時点で、日本の家計に1708兆円もの資産がある。つまり、日本の場合、個人が蓄えたお金は、銀行や保険会社などを通して国債に投じられている。

日本人は、第二次世界大戦以降貯蓄を続けてきましたが、その貯蓄のおかげで、日本の資産が増加し、それが元となって国債の下落が防げている、というわけです。

政府の負債は国民の資産

2014年3月末時点で「政府」は998兆1530億円国債を発行していますが、その内の914兆1392億円は日本の投資家が国債を購入して政府にお金を貸しています。つまり、「政府」は約998兆円の負債を抱えていて、「民間」は政府に対して914兆円の債権(資産)を持っているということです。

会計上「誰かの借金(負債)は誰かの債権(資産)」というのは当たり前なのですが、国民全体の会計・金融リテラシーが低いことをいいことに、「政府の借金は国民の借金」というように永田町や霞が関に都合のいい形に歪められているのです。

政府が国債を発行すれば、政府の債務は増えるものの、銀行など国債を購入している人の資産は増えていきます。現在の日本では「政府の借金は国民の借金」ではなく、「政府の借金は国民の資産」となっており、政府の借金と国民の借金はイコールとはなっていません。

日銀が国債を購入すると、国債自体がチャラになる?

今更書くまでもありませんが、日本銀行は日本政府の子会社です。子会社と親会社のお金の貸し借りは、連結決算で相殺されてしまいます(利払いも)。日本政府が、日銀に市中の国債を買い取らせると、政府の実質的な負債は減少します。

子会社と親会社の借金は連結決算で相殺されますが、それは、国家にも当てはまります。日銀が国債を買えば買うほど、実質的に政府の負債は減少し、しかも日銀が買った分の国債については利払いの必要がなくなります。

日銀が保有する国債以外は減少中

国債残高全体は減る気配はありません。ところが、アベノミクスで日銀が大規模に国債を買い入れるようになって以降、その他主体が保有する国債残高は減り始めています。

日銀が保有する国債についても政府は日銀に金利を払う必要があります。ただ、日銀は政府の子会社のようなものですから、日銀は国債金利で上げた収入の大半を、政府に国庫納付金として納めます。 行って来い、でチャラというわけです。

債務残高は増加中ですが、日銀が大規模に国債を購入しているため、実質的な国債残高は減少中です。日銀が大規模に国債を購入する理由がここにあるようです。

日本の債務は日本向け、という強み

日本の債務は自国通貨である円建てで自国民向けだから、理論上はインフレで債務を消すことができる。ギリシャは負債をユーロ圏に負っているし、債務を減らす方法がない。

日本の債務は円建てです。そのため、インフレとなることで事実上債務は減少していくことになります。政府がインフレ目標を掲げているのはそのためのようです。

正しい「国の借金」の意味に基づいて考える

正しい意味における「国の借金」は、我が国の対外負債ですが、2013年末時点で500兆円あります。もっとも、我が国は対外資産が820兆円に達しています。外国に貸している金が820兆円、外国から借りている金が500兆円というわけで、我が国は320兆円の対外純資産状態にあるわけです。

そして、この320兆円という対外純資産は「世界最大」です。日本国は「国家」として見た場合、世界一のお金持ち国家なのです。

「国の債務残高は過去最高」という言葉がマスコミをにぎわせています。しかし、外国に借りている額よりも外国に貸している額が多く、対外純資産が多いため、国家の収入源は確保されているといえます。

日銀はお札を刷ることが可能

円建て国債の場合、日本政府の子会社である日本銀行がお札を刷って国債を買い取ることができる。庶民感覚ではすんなりとは理解しにくいが、中央銀行にお金を刷らせれば、政府は借金返済や利払いから解放されるという“マジック”が使える。

一自治体でも一企業でも一家庭でも、お札を刷ったら通貨偽造罪(刑法148条)で捕まって刑務所に放り込まれる。日銀がお金を刷っても当然、罪にはならない。この仕組みがあるため、政府の借金と、その他の自治体や一般企業や家庭の借金について、比較してもほとんど意味がない。

日銀は、お金を印刷することができます。そして、日銀は政府が発行した国債を買い取ることで国債がチャラになる、という仕組みです。ただし、お金の印刷しすぎはインフレを招くので、インフレ目標内におさえながらお金を発行していく必要があります。

日本の資産は多額である

「日本国債は危ない」という意見は良く目にするものの、国債を購入するだけの資産が日本にはあるということ、さらに、日本は円借款など外国に多くお金を貸していることなどについては、あまり触れられません。ニュースでは流れない情報をチェックするのも面白いです。

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