そうなんだ!よくわかるそもそものお金の役割と歴史

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今となっては当たり前の存在

現代ではその存在があって当然のものになっている「お金」ですが、その歴史についてはあまり知られていないことも多いようです。

お金がない時代、人々はどのように欲しいものを手に入れていたのでしょうか。また、お金が生まれたことで何が変わったのか、どんな風に便利になったのかなど、お金にまつわる基本の基本である、その歴史と役割について紹介していきます。

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(画像はイメージです)

お金の歴史

どうやら世界で最初に生まれた硬貨は、現在の「10円玉」「100円玉」などのように硬貨ごとに価値が決まっていたわけではなくて、取引をするときにその都度金や銀などの金属の重さをはかり、その重さを価値の単位として支払うしくみになっていたようです。

金や銀を一定の重さの硬貨にする技術がなかった頃は、重さによって価値が変わるものだったようですね。

日本史の教科書にも必ず出てきますが、日本で最初の公的な鋳造貨幣は「和同開珎(わどうかいちん)」だと言われています。708年、国内(現在の秩父地域)で初めて銅が産出されたことから、当時の政府は元号を「和銅」に改めるとともに、この年に貨幣の鋳造をはじめたのでした。

「和同開珎」は710年にはじまる平城京の造営工事の労賃とすることを目的に、つくられたとも言われているようです。

平安時代の中期に銅銭の発行が中止されて以来、なんと600年もの間、日本で正式なお金は作られませんでした。
日本の貨幣制度がようやく落ち着くのは豊臣秀吉が天下統一をなし遂げてからです。全国の金山・銀山の収益を独占した秀吉は1587年から、通貨単位の統一を図るとともに金貨・銀貨の鋳造をはじめました。

戦国時代のように世の中が乱れると貨幣の鋳造もストップしてしまうということのようです。

貨幣がきちんと流通しているかどうかは、世の中の安定度合を図る物差しっだったように思えますね。

江戸時代の、金・銀・銅の3種からなるお金の制度を「三貨制度」といいます。
豊臣秀吉にかわって天下を取った徳川家康は、貨幣制度の全国統一に乗り出し、「大判」「小判」や「一分金(いちぶきん)」といった金貨、「丁銀(ちょうぎん)」「豆板銀(まめいたぎん)」といった銀貨をつくります。
さらに、三代将軍の家光の時代には「一文銭(いちもんせん)」などの銅貨(銭貨)の鋳造がスタートしました。

大判小判ともなると昔話にも出てくるほど身近に感じられるお金の単位ですね。

お金の役割って?

例えば、お魚を取る漁師さんがお米を欲しいとします。そこで、漁師さんはお百姓さんのところに行って「お魚をあげるのでお米をください」と言います。ところが、そのお百姓さんがお魚を欲しいと思っていなければ、断られてしまいます。すると、漁師さんは別のお百姓さんでお魚が欲しいと思っている人を探し続けなければなりません。

こうして物々交換の時代は、欲しいものが手に入るまで、たくさんの時間や手間がかかってしまったのです。

自分の持っている物を欲しい人を探すのも一苦労だというのに、交換するとなると、今の時代にその大変さを思い図ることは難しいことです。

「交換機能」
交換機能とは、物とお金を引き換えることができる機能です。
さきほどの漁師さんのお話で言うと、漁師さんは予めお魚を欲しい人に売ってお金に換えておけば、そのお金で「お米」という欲しいものを交換することができるようになるのですが、これは交換機能によって便利になったわけです。

「お金があれば欲しい物が買える」今では当たり前のことですが、「お金」に交換機能があるからこそのことなようです。

「貯蓄機能」
さきほどの漁師さんのお話で言うと、もし漁師さんがお魚とお米と交換できる人を見つけられないでいる場合は、そのうち時間が経つとお魚は腐ってしまいます。そうすると、腐ったお魚を欲しがる人はいませんから、お魚も無駄になってしまいます。でも、もしお魚をお金に替えておけば、お金はずっと置いておいても腐りません。そして、将来何か使いたいときが来るまで、ずっと保存しておくことができます。これを貯蓄機能といいます。

こう考えると、昔はお金を貯めて車や家を買うといったことはそもそも不可能だったということです。

「価値尺度機能」
例えば、お魚が1匹100円でトマトが1個50円であれば、トマトよりお魚の方が価値があるということがわかります。そして、もしお魚1匹とトマトを交換する場合は、お魚が1匹100円なので、1個50円のトマトは2個必要であることがわかります。このように値段という物差しで高いか安いかを測ることが判断できる機能を、価値尺度機能といいます。

物々交換の時代は必要なものを手に入れるために何かと不便な思いをしなければいけなかったようです。

現在はお金さえあれば、いつでも好きなときに好きなものが買えるという良い時代になりました。

お金の歴史や役割を知ることで、より上手くお金と付き合っていきたいですね。

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